2011年4月14日木曜日

震災による放射線部門への影響


この震災で福島県中通り県北地域の放射線部門にどのような影響があったか整理していますが、一般撮影やCT装置は震災直後から稼働しています。MRIは一部の施設で障害がありました。その他はライフラインが絶たれたための障害です。幸いにも県北地区は電気は障害がなかったか、短期間の障害でしたが、水道が止まったため不自由な状況が続きました。造影剤やRI医薬品の物流障害による影響もありました。一般撮影ではhot particle現象を多数の施設で経験しています。その他、汚染スクリーニングへのボランティア参加や施設でのスクリーニングや環境モニタリングなども行われています。大原医療センターではほとんど損傷はありませんでしたが、唯一、液晶モニターが倒れ、痛々しい姿になっています。

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