2011年5月3日火曜日

表土の除去による除染の効果

福島県による新浜公園の放射線値の再測定が行われました。芝生の四隅 3.2~3.3μSv/h、中央 3.4μSv/h、近隣の庭 1.3~2.6、中央 2.5 ということです。
私が実測した数値は 
27日18時。新浜公園 砂場 1000cpm、芝生 1600-2000cpm、高さ1mで測定、芝生から10cmほどで4000cpmに上昇。
30日17時。新浜公園 砂場 1200cpm。砂に近接 3000cpm。芝生 1800cpm、芝生に近接 8000cpm。コンクリート地面 1100cpm、地面に近接 6000cpm。生垣 1200-3000cpm。地面の雑草に近接 5000cpm。
装置と測定方法が異なりますが、3.4μSv/h が 1800cpm程度に相当するとして換算すると、地面に近づくと10μSv/hと上昇します。小さな子供ほど地面に接近しますので、公表されている数値より多く被曝します。
宮下町民家の庭は 草のない土の上 600cpm、雑草の生えた地面 800cpm、雑草に近接 2000-3000cpmでした。10日ほど前に庭の半分を除染しました。雨のあと、地面が湿っていましたので5cmほど土をつけた状態で雑草を抜いたのです。その部分が草のない土です。1mの高さで 600cpm、土に近接しても 600cpm でした。この数値はバックグランドだと思います。先に述べた大雑把な換算をすると、雑草に近接すると 5μSv/h ですが、表土を除去した部分は 1μSv/hに減少していることになります。そして、その効果は10日たっても認められていました。

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