2011年6月19日日曜日

原発推進に異議を唱える者は集団ヒステリーだ!

自民党の石原伸晃幹事長が原発再開をめぐるイタリアの国民投票で反原発派が勝利したことを「集団ヒステリー状態」と指摘しました。集団ヒステリーという言葉が、最近耳にすることのない言葉でしたので、調べてみました。
Wikipediaによれば、一般の人がヒステリーと言う場合、単に短気であることや、興奮・激情により感情が易変しコントロールができなくなる様子のことをさすことが多い。しばしば蔑視のニュアンスを含む。ということです。
また、社会集団に対して、社会的緊張状態のもとで通常の状態では論理的・倫理的に説明のつかないような行動を人々がとる集団パニック状態がみられることがあり、しばしば集団ヒステリー (mass hysteria) とよばれる。とのことです。
つまり、原発を推進してきた自民党からすれば「反原発」は非論理的・非倫理的な下賤な一時的国民感情ということになります。石原伸晃幹事長がどこまで意識していたかわかりませんが、イタリア国民を大いに蔑み、同時に日本国民を牽制したのでしょう。

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