2011年8月25日木曜日

3次元画像を用いた診断と説明

以前から3次元画像作成装置を患者の結果説明に用いていましたが、性能向上に伴って様々なことができるようになってきました。現在の装置は、読影レポートの作成はINFINITT PACSを用いています。以前、SYNAPSEで作ってもらったように、結果報告書が地域連携医向けに報告書と臨床情報提供書の2つのフォーマットで紙に印刷できるようにしてもらいました。この方法は、書類作成の事務作業を半減させてくれます。
文書入力は定型文・過去文書・音声入力を取り混ぜて行っています。音声入力は、個人的にライセンスを購入しているAmiVoiceを用いています。この入力方法は快適です。
3次元画像は、INFINITT PACSでも高速に作成することができます。この方法も便利ですが、同じ端末にziostation2をインストールしてありますので、使い慣れたzioから薄切画像を開いて画像作成します。
立体画像や仮想気管支鏡のほか、今回、新しく導入された COPD評価ソフトは非常に役に立っています。レポート作成時にも利用できますが、患者の結果説明前に読み込んでおくと、INFINITT PACSで読影している間に気管支抽出とLAA抽出が完了します。この結果、特に、LAVの割合とLAVを表示した3次元画像は、患者の結果説明の際に非常に役に立ちます。

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