2012年1月23日月曜日

医療被曝を低減させるよう各医療機関の装置の整備を行う

「福島県復興計画」(第1次)(素案)」に関する意見として 「医療被曝を低減させるよう福島県内の各医療機関の放射線診断装置の整備を行う」ことを提案いたしました。

行政からの放射線汚染の安全基準が混乱しているため、日常の医療における放射線についても不安を抱いている住民が多くみられます。X線検査を拒否する事例もみられることから、重大疾患の発見の遅れにつながる危険性もあります。
特に、小児においては可能な限り、放射線への暴露を減らすことが、不安軽減につながるため、浜通り・中通りの中核病院(特に、NICUなど小児対応を行っている施設)への低被曝CT装置の整備を行うことを提案しました。
また、その他の医療機関においては費用の一部を負担するなどの援助を行うことで、福島県内の医療機関全体で被曝低減検査が行える体制をとれれば、県民の今後の総被曝量を県外者とプラマイゼロどころかマイナスにできます。本県のイメージアップにもつながると思います。
(現在、多くの機器メーカが被曝を低減させるCT装置を開発しています。)

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