2012年10月30日火曜日

RSNA DPS登録

RSNA Education Exhibit のDeadlineは、Wednesday, October 31 at 12 Noon Centralです。

先週末からパワーポイントに動画を取り込んで作りはじめ、先ほど終了しました。
Digital Presentation System (DPS)にアップロードして、メールが送られて来たら、指定されたアドレスにアクセスして動作確認をします。パワーポイントが20MB、動画が10ファイル以上ありましたので、アップロード後に変換完了まで、早いときは4時間、長いときは20時間ほどかかりました(結局、4,5回アップロードしましたから)。
忙しさを言い訳にして、締め切り間近に始めるのが悪いのですが、ただメールを待つって、結構、あせりました。
おかげさまで、パワーポイントの互換性や動画の連結チェックのしかたを初めて覚えました。

2012年10月17日水曜日

福島で働くということ

先日、日本版JAMAで、南東北病院 心臓血管外科の緑川先生が、ご自分が心臓血管外科になられた思い出と、今、福島県内で働き続ける思いを熱く書かれていました。とても感動的な文章でしたので、記憶に残っておられる方も多いと思います。
私も緑川先生の文章を読んで当時のことを思い出しましたので、書いておきたいと思います。
私は、震災当時、仙台に勤務しており、翌月4月から大原医療センターに異動予定でした。3月下旬の半月は、少しでも早く福島のために何かをしなくてはと思いながら、仙台での役割をこなしていました。仙台では福島からの放射能汚染をどうやって排除するかが真剣に議論されていましたので、福島県人としては「事故に巻き込まれた際の被害者の差別」を身を持って感じさせられていました。
自分が何らかの役に立てるなら幸福だと思います。4月になって福島での勤務が始まり、自分ができることを自分のペースで行っています。地域医師会の先生方や院内・画像診断センターの職員たちと目の前の業務をこなしながら、しかし、いろんなことに挑戦しようとしています。
昨年、8月、旧知の尊敬する技術者と数年ぶりで会食する機会がありました。彼は米国在住で、震災のことをとても心配していました。私が、4月から福島勤務の予定となっており、その異動のさなかに震災が起きたことを話すと、彼は「この時期に福島に帰ってくることは運命づけられていたこと」なのではないかと言ってくれました。

2012年10月15日月曜日

肺がん検診デジタル化検討カンファランス

9月14日 福島市肺がん検診デジタル化検討カンファランスを、大原医療センターの放射線科読影室で行いました。ご参加いただいた先生方には感謝申し上げます。
私の読影室に独立型のモノクロ2面モニター構成のビューアを設置し、USBメモリーで読み込んで、各施設ごとに読影しました。旧型のシステムですので現状ではそのような運用が適切ではないかと考えています。

2012年10月14日日曜日

Xelis Lung検討会

9月13日 福島駅前の東横インにてxelis lungの検討会議を行いました。来春の総会へ向けて基礎検討・臨床検討を継続して行うことが確認されました。
首都大 沼野先生から、基礎検討の方向性と推定されるアルゴリズムについて、本院 堀江さんから lungman撮影結果の報告、私からは肺転移および肺転移疑い例における臨床使用結果の中間報告をさせていただきました。

ちなみに東横インに会議室があることをはじめて知りました。駐車場はMAXが簡便ですので、小会議に使うのには適していると思います。

2012年10月13日土曜日

ADCT研究会

去る10月9日 6時半から医療センター2階講義室で行いました。ほぼ満席で、白熱した議論が9時過ぎまで続きました。みなさま、お疲れ様でした。かなり濃い内容でしたね。
福島医大 放射線部の村上さんからは CTの画質評価についての基本的レクチャーをしていただきました。 同じく、内沼さん・矢部さんからは320列CTの物理的評価の中間発表をしていただきました。このような足元の基本的性能の確認をしないまま、臨床で走ってきていましたので、たいへん新鮮でした。ありがとうございました。私たちはチューンナップできるところはチューンナップし、運用で注意しなければいけないところは注意して活用していきたいと思います。
片倉元技師長、仙台厚生 後藤さん、ご多忙のところ、ご参加ありがとうございました。

次回は後藤さんからのレクチャーをお願いしております。

2012年10月12日金曜日

前立腺がんの画像診断

9月7日、大原病院本院会議室で第4回画像診断セミナーを開催しました。テーマは前立腺がんです。切除例の病理・画像・エコー・臨床所見を3台のプロジェクターで並列に表示して検討しました。
 泌尿器科の吉田先生・病理の内海先生とともに画像を合わせながら進めていきました。
20例ほど準備しましたが、大いに盛り上がり、実際に検討できたのは5例程度でした。
私個人としてはMRI所見に何が求められているかが実感でき、非常によい経験でした。
ご参加いただいた方々に御礼申し上げます。
画像診断センターの海藤技師には前立腺MRIの撮影法について簡潔にまとめて発表してもらいました。吉田先生には検討をするにあたっての臨床的基礎知識を概説いただきました。二人とも、たいへんわかりやすいレクチャーでしたので参加者の理解に大いに役立ったと思います。

次回は、病院でのX線検査に伴う放射線被曝について勉強したいと思います。
2013年2月1日、福島テルサの予定です。
多数ご参加ください。

2012年10月11日木曜日

デジタルファントム

Xelis lungの評価用に福島医大放射線部の村上さんにお願いしていたデジタルファントムのソフトを使わせていただきました。DICOM画像に任意の大きさ・任意濃度・任意位置で書き込むまたは加算するソフトです。結節を書き込んだデータをXelisで問題なく処理でき、今後の評価に大いに役立ちそうです。
使っていると面白くて、別目的にも発展できそうな思いつきがポンポン出てきました。
面白いです。