2017年12月15日金曜日

呼気と吸気のCT画像を用いた肺呼吸機能の解析とSPECT画像の対比検討

渡部 優樹 平野 靖 木戸 尚治 岡田 宗正 菅一能
呼気と吸気のCT画像を用いた肺呼吸機能の解析とSPECT画像の対比検討 
生体医工学 Vol. 49 (2011) No. 1 P 76-83

呼気,吸気CT画像から変位量マップを算出し,その結果と同一被験者の換気SPECT検査結果との比較検討を行った報告。
CT画像の高い空間分解能を活かした肺呼吸機能を反映した画像の作成を行うことができた。
SPECT検査に変わりうる手法であるとしている。

2017年12月14日木曜日

第46回 画像診断の会

第46回 画像診断の会
日 時 : 平成29年12月4日(月) 19:00~
場 所 : 福島 テルサ

「新病院での画像診断機器の概要」
1.CT 千葉 技師
2.MRI 工藤 技師
3.FPD 清水 技師

「疾患確定症例の胸部単純写真に学ぶ 」
1.疾患確定症例の病態を胸部単純写真上に振り返って検討した
2.X線CTは病理形態がX線写真にどのように投影されているかを考える上で役立つ
3.また、X線写真上の所見の成り立ちを考える上で役立つ
4.よくわからない単純写真の気になる陰影があればCTをご依頼ください

研究会終了後、ミニ忘年会を開催いたしました。

2017年12月10日日曜日

第13回三重胸部CT技術研究会


平成29年12月2日 市立四日市病院にて「第13回三重胸部CT技術研究会」にお招きいただきました。
演題名「呼吸動態CTの 技術的進歩と臨床的有用性 」として、320列ADCTを用いた呼吸動態研究の現状について紹介した。

X線CTの技術的進歩に伴って臨床適応が変化してきた。
臨床目的に応じた機器やソフトの開発もなされてきた。
今後も他の検査手技を置き換えながら劇的に変化していくものと期待している。
このような進化は、革新的技術開発・技術的評価・臨床的評価の3者の共同によって実現されてきている。
日常業務の中で生じる疑問と試行錯誤を繰り返した様々な工夫の中に革新のきっかけがあると信じている。





2017年12月7日木曜日

運慶展

2mほどの仏像はさすがに強烈な迫力がありました。
それぞれ怒りや悲しみが伝わってきます。水晶の目は涙のように光り、四天王は邪鬼を踏みつぶしてみえを切り、見るものを威圧します。
衣装や装飾品は中国やインド由来でしょうか。
現在の漫画や映画のキャラクターに影響を与えたのではないかと思わせるようなデジャブを感じるものがたくさんありました。

Wikipedia(2017/11/11)より。
飛鳥時代、仏像制作技術を持った血縁集団があり、その長を仏師と称していた。その大多数は、4世紀から7世紀頃に中国大陸及び朝鮮半島から日本に移住した技術者たちであった。
10世紀末になると、有力な仏師たちは下から法橋、法眼、法印の三つの僧位からなる僧綱位を与えられ、その中心人物は大仏師と呼ばれた。鎌倉期の運慶・快慶らが、その中心である。

2017年12月4日月曜日

浅草

久しぶりに浅草に宿泊。翌朝、浅草寺~雷門を経由して帰りました。
最近のビジネスホテルは朝食に郷土料理や土地のB級グルメなどを準備するなど、楽しめます。牛すじ煮込み・鰻まぶし・マグロの山かけ など外国人観光客にも受けていました。

2017年12月1日金曜日

Dynamic Airway Narrowing

Hajime Kurosawa, M.D., and Masahiro Kohzuki, M.D.
Dynamic Airway Narrowing
N Engl J Med 2004; 350:1036 March 4, 2004DOI: 10.1056/NEJMicm030626

An upper thoracic high-speed electron-beam computed tomographic scan showed small airways (approximately 3 mm in diameter) that were open during inspiration (Panel A, arrows) but extremely narrow during expiration (Panel B, arrows).
Dynamic narrowing of the airways is common in patients with chronic obstructive pulmonary disease.
3mm径の気管支の呼気時の狭小化を電子ビームCTでとらえた論文。呼吸動態CTの先駆的論文。

2017年11月29日水曜日

CT画像を用いた肺の呼吸機能の定量化

橋本 剛幸、王 彩華、桝本 潤
CT画像を用いた肺の呼吸機能の定量化 Quantification of the Respiratory Activity of the Lung using CT Images
Fuji Film research & development = 富士フイルム研究報告 (60), 28-32, 2015
富士フイルムR&D統括本部技術戦略部


吸気時のCT画像と呼気時のCT画像から位置合わせを行い、低吸収域表示・移動量計算・膨張率計算を行う。報告されている吸気画像での膨張率表示は局所換気能のわかりやすい定量化手法と思われる。
現在の呼吸機能検査について言及している。スパイロメトリー:肺全体の機能評価の標準的手法であるが、局所診断は不可。吸気CT:低吸収域の局在診断に優れる。SPECT換気画像:ガスの肺胞内滞留を画像化。分解能が低く、検査時間が長い。

2017年11月28日火曜日

Snorkeling-Induced Pulmonary Hemorrhage

Dong Min Choo, et al. Snorkeling-Induced Pulmonary Hemorrhage: A Case Report. J Korean Soc Radiol 2017;77(5):344-347
Swimming induced pulmonary alveolar hemorrhage is a rare disease. Here, we report a case of alveolar hemorrhage after snorkeling.
スキューバダイビングによるバロトラウマと同様に、シュノーケリングによる肺胞出血が起こりうる。 咳嗽と血痰があり、肺野に淡い斑状影が見られた。CTでは上葉優位に均一なスリガラス濃度と小葉間隔壁の肥厚を認めた。

2017年11月26日日曜日

Molecular Markers and Changes of Computed Tomography Appearance in Lung Adenocarcinoma with Ground-glass Opacity

Yukihiro Yoshida,et al. Molecular Markers and Changes of Computed Tomography
Appearance in Lung Adenocarcinoma with Ground-glass Opacity. Jpn J Clin Oncol 2007;37(12)907–912

6ヵ月以上経過観察された23例の肺腺癌をCT所見の経時的変化により分類し、表皮成長因子受容体(EGFR)の変異分析・K-ras遺伝子・p53タンパク質の免疫組織化学的染色と比較した。GGOを有する肺腺癌ではEGFR変異が頻繁に認められた。p53の不活性化は高濃度域の出現と関連している可能性がある。

Methods:Patterns of radiological changes during the follow-up period were classified into three groups; type 1, pure GGO without consolidation; type 2, appearance or increase in consolidation within pure GGO; type 3, consolidation without pure GGO. Mutational analysis of the epidermal growth factor receptor (EGFR) and K-ras genes and immunohistochemical staining of p53 protein were performed.
Results: EGFR mutations were found in 17 cases (74%), and there was no K-ras mutation. Positive staining of p53 was found in 8 cases (35%). As for radiological findings during the follow-up period, the frequencies of EGFR mutations and positive p53 staining were 67 and 0% in type 1 (n=9), 89 and 44% in type 2 (n= 9) and 60 and 80% in type 3 (n=5).



3テスラMRI 初期使用検討会

11月16日 MRI担当者5名と、今回、立ち上げのプロトコール設定にご協力をいただいているPhilips社の本田さんとで、初期使用経験についての交流会を開催しました。
新しい装置を大いに活用しようという気持ちが高じて異様に盛り上がりました。

2017年11月25日土曜日

粟粒転移は腺癌でEGFR Mutationsが多い

Shang-Gin Wu, et al.Frequent EGFR Mutations in NSCLC Presenting with Miliary Intrapulmonary Carcinomatosis
Eur Resp J ,Published online before print April 20, 2012,

NSCLC患者3,612人から、初期診断時にMIPC患者85人が同定された。 81例は腺癌であった。 85人の患者のうち60人のEGFR変異を検索し 42人(70%)が陽性であった。

2017年11月24日金曜日

粟粒転移とEGFR mutation

Laack E, et al. Miliary never-smoking adenocarcinoma of the lung: strong association with epidermal growth factor receptor exon 19 deletion. J Thorac Oncol 2011; 6: 199-202.

粟粒肺転移はまれである
このようなパターンの非喫煙者腺癌5例の検討。
EGFR遺伝子突然変異をエキソン19において同定。
5人の患者の全てがEGFRチロシンキナーゼ阻害剤に対する劇的な効果あり。
EML4 - ALK転座は検出されなかった。


2017年11月23日木曜日

冠動脈CTに関するレクチャー

11月14日 18時より冠動脈CTに関する部内講演会を開催しました。
村松技師 CT撮影方法
林下技師 3D作成方法
具体的なノウハウを丁寧に伝授していただきました。

2017年11月21日火曜日

村松 駿 技師が学術奨励賞を受賞

2017.11.19(日)
平成29年度(公社)福島県診療放射線技師学術大会において、当 画像診断センター 村松 駿 技師が学術奨励賞を受賞しました。
昨年度の発表演題の中で 「回旋流型tube」に関する研究発表が優秀と認められました。
おめでとうございます。

2017年11月20日月曜日

2017年 レントゲン祭

大原綜合病院 画像診断センター レントゲン祭を行いました。
1895年11月8日、ウィルヘルム・コンラート・レントゲン博士がX線を発見した日をレントゲンの日としています。画像診断センター長の、レントゲン博士の偉業を称え、かつ、 参加者の知識と技術のさらなる磨き上げを祈念した乾杯に続き、福島市呼吸器疾患研究会の講師の先生方を囲んで、臨床や施設の話に花が咲きました。
来月から実習に参加する研修医も加わり、盛り上がりました。

2017年11月19日日曜日

第56回 Radiology Update学術講演会

11月11日 東京コンファレンスセンター品川
久しぶりに聴講しました。

○ 口腔がんの画像診断 尾尻博也先生
N因子が重要
深達度4mmが重要:腫瘍の厚さとは異なる 厚さ-2~3mm
本来のラインを引く
2方向測定し薄い方を採用する
リンパ節の画像診断 
リンパ節の構造:リンパ管と動静脈
リンパ節自体の構造を形態診断する読影方法は新鮮な驚きであった(自分の専門外領域の無知さを改めて反省・・・)
節外進展

○ 核医学診断 金 舞先生
SUVの定量表示に複数の方法が検討されている
SUVmax SUVpeak MTV TLG

いただいた冊子に過去の講演一覧が掲載されていました。第33回 CTとPETの現状と将来というテーマで マルチスライスCTの進化に伴う呼吸器臨床の変化 というタイトルで講演させていただいていました。懐かしいです。(2005年 平成17年11月5日)

2017年11月18日土曜日

疑問氷解! 第3回 新病院リハーサル実施

11月18日 第3回 新病院リハーサルが実施されました。ほぼ、実戦のように画像診断センター職員を配置し、実臨床さながらに行いました。
今回は各メーカさんにもご協力いただき、疑問点がその場で氷解したので、充実感がありました。
ありがとうございました。

2017年11月17日金曜日

琉球大学の論文が掲載されました

Xu Y, Yamashiro T, Moriya H, Tsubakimoto M, Tsuchiya N, Nagatani Y, Matsuoka S, Murayama S.
Hyperinflated lungs compress the heart during expiration in COPD patients: a new finding on dynamic-ventilation computed tomography.
Int J Chron Obstruct Pulmon Dis. 2017 Oct 26;12:3123-3131.

琉球大学発の論文が掲載されました。COPD患者では気腫肺が心房を圧迫するという内容です。

3テスラMRI勉強会

11月8日 フィリップス中村さんの講演会をお願いしました。今回は3テスラMRIの最新アプリのお話で、当院の臨床に即して、使えそうな機能をお話いただきました。装置の試験撮影も始まっており、実感のわくレクチャーでした。

2017年11月15日水曜日

3テスラMRI 試験稼働開始しました。

11月15日、新病院の3テスラMRIが試験稼働開始しました。
1月の臨床撮影の開始へ向けて、撮影プロトコルの調整を行っていきます。

RIS 研修会

11月15日。新病院 放射線情報システムの研修に参加しました。
新病院の画像診断センター内で14日~16日の3日間開催されました。

AMED佐川斑 肺癌CT検診運営委員会

当院で行っている肺癌CT検診の全国運営委員会に参加しました。
2017年度 第二回「AMED佐川班運営委員会」
1.開 催 日 時:20171110日(金)  14:0017:00
2.開 催 場 所: フクラシア東京ステーション

2017年11月14日火曜日

高橋技師のフィリップスMRI講習

11月6日から8日 東京でMRI操作の実践的講習会を受講してきました。

村松技師の琉球大学見学

村松技師による呼吸動態撮影の実践指導および8月から琉球大学で稼働している超高精細CTの初期運用の実態見学のために11月9日から11日まで琉球大学へ行ってもらいました。
いずれ報告会でみんなで情報を共有したいと思います。

2017年11月12日日曜日

異業種交流は楽しい!

若いコンピュータ専門家の方々にレクチャーさせていただきました。

内容は
①胸部単純写真を医師はどのように読影しているのか?
②肺の機能をどのように評価するのか?

学生・研修医・医師会などで講演に使ったパワーポイントから抜きだして資料を作り、それぞれ1時間ほどの講義をしました。
同業の反応とは全く異なる反応があり、たくさんインスパイア―されました。

パラダイス文書


震災前、2年間勤務していた病院が久しぶりに朝日新聞で報道されていました。
パラダイス文書に関連して名前が上がったようです。当時から、選択と集中による、卓越した経営戦略で大成功を続けていた病院です。
実は世界的な大企業などと肩を並べるような医師・病院だったのですね。
だけど想定内でした。

CTの定量評価が気胸の原因診断に有効

Kathryn H. Melamed, MD; Fereidoun Abtin, MD; Igor Barjaktarevic, MD, PhD; and Christopher B. Cooper, MD
Diagnostic Value of Quantitative Chest CT Scan in a Case of Spontaneous Pneumothorax
CHEST,November 2017 Volume 152, Issue 5, Pages e109–e114

Decreased lung parenchymal density in the left upper lobe, concerning for bronchial atresia or Swyer-James syndrome. 気胸のCTで定量評価(-950)のCT値での各肺葉ごとの評価を行ったところ、原因肺葉のみ極端に気腫化が高かった。Congenital lobar emphysemaと診断された。

2017年11月10日金曜日

第132回 福島呼吸器疾患研究会

さる11月2日 福島市保健福祉センターにて開催されました。およそ40名ほどの参加者があり、熱心に聴講していました。

講演「 集団検診における検診胸部写真の検討」 福島県保健衛生協会 亀山 欣之 先生

特別講演:「 胸部レントゲンにおける境界線」 東北大大学院医学系研究科 放射線診断学分野 講師 冨永 循哉 先生

の二つの演題でした。いずれも興味深い内容でした。
来年も引き続き研究会を行いますので、よろしくお願いいたします。

2017年11月8日水曜日

臨床放射線 新年号 総説

さすがに時間が足りなく、依頼原稿が何本か滞っており、ご迷惑をお掛けしております。
11月3日から5日に臨床放射線 総説を一気にまとめました。

写真はホテル青森の朝食バイキング。イカめんち・まぐろ丼・ 煮干しだしの醤油ラーメンなど、朝からミニ郷土料理が楽しめました。

2017年11月4日土曜日

向田邦子 関連書籍

川本三郎 向田邦子と昭和の東京 新潮新書。ちゃぶ台のある暮らし。昭和の面影。死語になりつつある言葉。戦前昭和の小市民の暮らしを再生。だれもが秘密を持った人間。隠れ蓑願望。そんなキーワードで向田邦子の著作を整理する。
向田邦子 思い出トランプ 新潮文庫。短い言葉で的確に表現するテクニックが凄いと思う。
向田邦子 冬の運動会 向田邦子TV作品集 大和書房。かつて、根津甚八が主演していたドラマは、「エデンの東」のような誤解され続ける青年の切なさと破滅へ向かう不安感が印象に残っているが、このシナリオはずっと戯画的だ。ナレーションは演劇的であり、キャスティングを意識して書かれたもののようだ。
読み始めたら面白くて止められなくなりました。
向田邦子 父の詫び状  文春文庫。ウイットに富むエッセイ集。自分も経験した昭和の「あの頃の思い」が的確な表現で文章化されている。
向田邦子 隣の女  文春文庫。

2017年11月3日金曜日

RSNA2017 教育展示データ アップロードしました


10月25日までとのことでしたので、例年同様、深夜に作業を続け、締め切り間際にバタバタと登録しました。2演題、発表いたします。今年はパワーポイントに埋め込んだビデオファイルがそのままで変換される設定でしたので、アップロードの作業自体は簡単でした。

2017年10月31日火曜日

第7回東北放射線技術学術大会出張報告


 今回,私は青森県で開催された第7回東北放射線技術学術大会に参加してきました.
 私の発表演題は「320列ADCTを用いた安静時での心筋Perfusionの評価~FFRとの比較~」です.この演題は当院の循環器内科医に協力して頂き,完成した演題になります.私としては,初めて放射線科以外のDrとともに研究した内容になります.私も循環器内科医も,患者の為に,今あるモダリティを駆使しより診断に役立てることはないだろうかという考えは同じでありました.発表を聴講していたオーディンス側からは,「当院の装置でもできるのか?」など「面白いアイディア」などディスカッションも盛り上がりました.
 この大会で一番に,私が楽しみにしていたのは 「超高精細について」 国立がんセンター中央病院の石原氏のランチョンセミナーであります.2001年の研究開始からの話,見えるものが見えるようになった感動の話など大変面白かったです.他,同年代の方々の発表なども聴講でき,刺激をもらいました.
 東北放射線学術大会は,毎年東北開催権を時計回りに1周します.あと3年後には福島県で開催されます.今より成長した自分に慣れているようにまた明日からの業務を意識高くしておこなって行きたいと思います.
 一般財団法人大原財団 画像診断センター 村松 駿

2017年10月29日日曜日

新病院電子化運用リハーサル

10月28日 午後から運用リハーサルを行いました。
シナリオを渡された患者役職員が各部署を動いて動線を確認しました。部門内のマニュアルがまだ不十分でしたが、RISメーカさんに現場で対応していただき、スムーズに流れを確認できました。
参加した職員のみなさんは新しいシステムを大いに実感できたと思います。

文献紹介

喫煙者(現喫煙・過去喫煙)のCT画像の気管断面積(呼気時の狭窄)は現在の呼吸機能の悪さと将来の呼吸機能の悪化に関連している。
CT撮影は最大吸気位(total lung capacity),、安静呼気位(functional residual capacity), 、一部の被検者に最大呼気位(residual volume)で撮影。それぞれ呼吸機能検査における肺気量で表現している。

Surya P. et al.
Association Between Expiratory Central Airway Collapse and Respiratory Outcomes Among Smokers
JAMA. 2016;315(5):498-505. doi:10.1001/jama.2015.19431 

Central airway collapse greater than 50% of luminal area during exhalation (expiratory central airway collapse [ECAC]) is associated with cigarette smoking and chronic obstructive pulmonary disease (COPD). 

Analysis of paired inspiratory-expiratory computed tomography images from a large multicenter study (COPDGene) of current and former smokers, enrolled from January 2008 to June 2011 and followed up longitudinally until October 2014.
Computed tomography scans were performed at maximal inspiration (total lung capacity), end-tidal expiration (functional residual capacity), and, at 1 center, at residual volume.
Images were initially screened using a quantitative method to detect at least a 30% reduction in minor axis tracheal diameter from inspiration to end-expiration. From this sample of screen-positive scans, cross-sectional area of the trachea was measured manually at 3 predetermined levels (aortic arch, carina, and bronchus intermedius) to confirm ECAC (>50% reduction in cross-sectional area).

The study included 8820 participants with and without COPD (4667 [56.7%] men; 4559 [51.7%] active smokers). The prevalence of ECAC was 5% (443 cases).
Patients with ECAC compared with those without ECAC had worse SGRQ scores (30.9 vs 26.5 units; P < .001; absolute difference, 4.4 [95% CI, 2.2-6.6]) and mMRC scale scores (median, 2 [interquartile range [IQR], 0-3]) vs 1 [IQR, 0-3]; P < .001]), but no significant difference in 6-minute walk distance (399 vs 417 m; absolute difference, 18 m [95% CI, 6-30]; P = .30), after adjustment for age, sex, race, body mass index, forced expiratory volume in the first second, pack-years of smoking, and emphysema.
On follow-up (median, 4.3 [IQR, 3.2-4.9] years), participants with ECAC had increased frequency of total exacerbations (58 vs 35 events per 100 person-years; incidence rate ratio [IRR], 1.49 [95% CI, 1.29-1.72]; P < .001) and severe exacerbations requiring hospitalization (17 vs 10 events per 100 person-years; IRR, 1.83 [95% CI, 1.51-2.21]; P < .001).
In a cross-sectional analysis of current and former smokers, the presence of ECAC was associated with worse respiratory quality of life.

2017年10月25日水曜日

肺癌学会に参加しました

 



10月14日・15日 横浜市で開催された日本肺癌学会に参加しました。
「シンポジウム これから求められる肺癌治療のための画像診断」のシンポジストの依頼があり、3年ぶりの参加でした。
VATS術前シミュレーション画像について紹介させていただきました。15分の持ち時間は短すぎて、まとめるのに四苦八苦でした。

主な内容は以下のとおり

1 経気管支的到達経路
2 区域切離面の決定
3 術後肺機能の予測
4 呼吸動態CTによる癒着診断・局所肺機能解析

学会の内容では、遺伝子治療薬・免疫チェックポイント阻害剤の話題が一気に増えており、薬物治療の分野が急速に進歩していると感じました。
たいへん新鮮でした。

2017年10月22日日曜日

第45回日本放射線技術秋季学術大会(広島市) 出張報告

今回,私は10/19日〜10/21日の3日間,広島県で開催されました第45回日本放射線技術秋季学術大会に参加してきました.
 
発表内容は「呼吸動態CT撮影における安静呼吸下の胸郭・肺内構造の移動速度」というタイトルで,呼吸動態CTでの肺内構造物の移動速度を算出した結果を発表してきました.会場からは質疑応答もあり,東日本より西日本の方が胸部動態CTにおいては関心が高いのかなと感じました.引き続き,研究に励みます.
技術学会では,研究内容に新規性がないと採択されません.今ある撮影法などのエビデンスから自分なり,自施設等のちょっとした工夫を見出した結果が良いと採択されるようです.ですので,発表内容を聴講するにも,まずその標準的なエビデンスを理解していないと理解できません. 
私は毎回,技術学会に参加するたびに、とても勉強になっています.わからないことは,調べたり,その発表者などにセッション後に聞いたりと,自分の領域がますます広がって行くのを感じます. 
そのようなことを繰り返していたら..(毎回,夜に懇親会があるのですが)今回は幹事となりました頑張りました知識だけでなく,人脈も相当増えました.
                             (村松 駿 放射線技師)

FPD勉強会 開催しました

10月13日 新病院へ導入予定のFPD装置の簡単な勉強会を行いました。
詳細がわかればわかるほど、たいへん便利になると実感できます。画質調整と運用の流れの構築が喫緊の課題です。

2017年10月20日金曜日

第33回日本診療放射線技師学術大会に参加しました

去る923日から924日にかけて、第33回日本診療放射線技師学術大会(函館)に参加しましたので下記の通り、ご報告いたします。
今回の学会では、初めての全国規模の学会の参加となり、各施設での取り組みや発表の内容などを今後の参考にしたいと考えていました。2日間で主にMRICTの学術発表を中心に会場を回り、多くの発表を聞くことが出来ました。
1日目
MRICTの会場を中心とし、多くの発表を見ることが出来ました。
またポスター展示などの発表を見ることができ、多くの事を学ぶ事が出来た1日目でした。
MRIについては各部位の撮影法、体内インプラントを挿入した患者への撮影、各種実験について学ぶことができ、非常に有意義な時間を過ごすことが出来ました。
CTについては、各メーカーの被ばく低減機能の検討、金属低減についての検討など東芝以外のCTの機能や導入されているソフトなど勉強になることが多くありました。 
2日目
学会日程が午前中で終了であったため、発表もMRIのみ聞くことが出来ました。この日は臨床での撮影プロトコルの検討をメインとした内容や、症例を聞くことができ、業務で役に立つことが多い1日でした。
今回の学会では、多くの情報・知識を得ることができ、非常に有意義な2日間となりました。
新病院では新しく導入される装置があるため、今回の学会を参考とし臨床に生かせるようにしたいと思います。
      (大原医療センター 画像診断センター 髙橋 幸宏 技師)

2017年10月17日火曜日

医学部の大罪

医学部の大罪 (ディスカヴァー携書)2013/11/29  和田秀樹
医学部は、付属の大学病院とともに、臨床、研究、教育の三つの機能を持っている。そして、現在、そのいずれにおいても一流とは言えない。それどころか、医学・医療の進歩の最大の抵抗勢力となっている。しかし、医学部が変われば、先端医療立国となることも夢ではない。その日に向けて、これまで誰も書かなかった医学部の22の大罪を、全国の大学病院を敵に回す覚悟で、あえて問う! と過激な宣伝文言ですが、内容は一般的です。

●ガン検診の普及でガンが増える不思議 ●老年医学専門医の少ない県ほど寿命が長い!? ●胃カメラも扱えない消化器専門医 ●メタボブームのインチキはなぜ起こったか? ●乳房温存療法が15年も遅れた理由 ●薬害エイズ普及の遠因 ●年収1500万円でなぜ豪邸がもてる?  

若手医師の勉強術に関する著作と思って読み始めたら、まったく違っていました。循環器薬の臨床試験に関する不正などが次々に露呈している実態を考えながら、ふむふむふむと納得しながら一気読みしました。

2017年10月15日日曜日

福島県立美術館 斎藤 清 展

版画のテクスチャーの面白さ、単純化とデフォルメ・象徴化、色数の絞り込み。計算された美しさと偶然性のバランス。夥しい数の会津の冬。堪能しました。
雪の白さに対する露出補正で空も人も真っ黒になる。それが人間の視覚調節機能であるが、そのモノクロームの風景の中に人工的に着色されたシンボルを浮かび上がらせる。

2017年10月12日木曜日

第22回 青森CT・MRI診断・技術研究会

9月30日 第22回 青森CT・MRI診断・技術研究会で講演させていただきました。90名を超える参加者があり、熱気のある会場でした。
代表世話人の弘前大学 小野修一先生の博識と人柄でCTとMRIの専門医・専門技師が集まり、活発なディスカッションがなされていました。
一般演題では、たいへん興味深い画像所見を呈したCastleman disease、教育講演では緊急MRI撮影に求められる姿勢・資質を聴講させていただきました。

私の講演要旨は以下のごとくです。

X線CTの技術的進歩に伴って臨床適応が変化してきた
臨床目的に応じた機器やソフトの開発もなされている
呼吸器診療においては他の検査手技を置き換えながら劇的に変化している
当然ながら多くの臨床利益(検査の精度向上・効率化・検査の安全性の向上)が得られている
このような適応拡大は、革新的技術開発・技術的評価・臨床的評価の3者の共同によって実現されてきている
評価の前提として統一した撮影技術が必要である

終了後は、みなさんから歓待されました。ありがとうございました。

2017年10月10日火曜日

政府は必ず嘘をつく 増補版

政府は必ず嘘をつく 増補版  堤 未果 (角川新書) 178 ページ 出版社: KADOKAWA / 角川書店 (2016/4/9)

7万4000人の失業者を出すTPPの罠、後からじわじわと危険が迫るマイナンバー制度、9.11と3.11の共通点、テロ報道の表裏、国際機関の真の狙い、SNSの思考停止効果…etc。嘘と真実の見分けがつかなくなっている今、決して騙されない秘策を考える。

資本主義は富が集中するようにシステムを構築し続けるということが、ありありとわかる。
迷ったときには本質へ戻る。後ろへ下がって見直す。
資金力を付けた経済界が政治と癒着する。規制緩和とあらゆる分野の市場化。
大参事につけこむ市場原理主義。
アカデミズムと財界の癒着。安全の力説。
資金の流れをチェックし、発言の信頼性を判断する。
コーポラティズムによるメディアの支配。あらゆるものが民営化。何を見せられているかわからない時代に生きている。マスコミに容易に煽られる大衆。民間企業は操作されていると意識すべし。
違和感を大切にする。
国民の思考停止。多くの顔のない消費者。
この状態からの脱却のためには、違和感を感じたら、金の流れを調べよう。

イデオロギーが権威を失い、政策を強調することもしない。民進党はなくなり、芸能人の事務所移籍のごとく、政治家が党を移る。パワハラ・色恋沙汰・友人優遇など、TVドラマも芸能ニュースも政治報道も見分けがつかなくなってきている。

2017年10月9日月曜日

第45回 日本磁気共鳴医学学会大会参加報告

2017914日(木)より916日(土)の3日間、栃木県総合文化センターおよび宇都宮東武ホテルグランデにて開催されました、「JSMRM201745回日本磁気共鳴医学会大会」に参加させていただきました。
今大会で学んだことが、新病院の3TMRI装置導入時に役立つものとなるよう、私は、「改めて基礎的な知識を定着させる」、「今後当院のMRI装置でも期待されるような、最新技術の臨床応用に対する情報収集を行う」、この2つを大きな目的とし参加いたしました。
14日(木)は、ランチョンセミナーやシンポジウムで、最新の高速撮像技術である「圧縮センシング」について、原理から臨床応用までを学ぶことが出来ました。放射線分野の情報雑誌などで、その存在を知識として得ていても、原理や実態を理解していなかった技術でありましたが、この技術に精通されておられる先生方のお話を直接聴講することができ、理解を深めることが出来ました。
15日(金)は、「埋め込み型医療デバイスの安全なMRI検査について考える」をテーマとしたシンポジウムを聴講しました。、MRIがデバイスに及ぼす物理作用、MRI装置に備えられた安全管理システム、医療デバイス提供メーカー側からの安全への取り組み、など様々な観点から、条件付きMRI対応医療デバイスを埋め込んだ患者へのMRI検査の実施に当たって、技師として知っておくべき知識を学ぶことが出来ました。
16日(土)は、「匠の技」と題され、午前と午後に2回に分けて開催されていたシンポジウムを聴講しました。めまい、腰痛、胎児奇形、肝胆膵、泌尿生殖器、下肢血管などピンポイントなテーマでありながらも、それぞれに技師目線で抑えておくべきポイントや当院でも応用が可能そうな工夫を数多く学ぶことができました。
前述した目的の上で参加したため、一般口演よりもシンポジウムや教育講演ばかり聴講することになってしまいましたが、3日間を通して大変有意義な学会参加となりました。今後は今回学んだことを少しでも日常勤務に還元できるよう努めていきたいと思います。
(画像診断センター 斎藤 拓真)

2017年10月7日土曜日

JMED mook 2017年12月号

毎年、行っている肺癌画像診断セミナーが本になります。
医事新報社のjmedmookシリーズの1冊として出版される予定です。現在、校正作業中です。

2017年10月4日水曜日

NHK BSプレミアム 名盤ドキュメント 喜納昌吉&チャンプルーズ

“ハイサイおじさん”が収録された「喜納昌吉&チャンプルーズ」(1977年)の40年前のマルチトラックの録音原盤を聞きながら、喜納本人と関係者の証言を通して、当時の沖縄の状勢と住民の思いが浮き彫りになっていく。
喜納昌吉という人間の熱気と迫力に圧倒される。終始穏やかに思い出ばなしに興じながら、反骨の意思がにじむ。
テーブルの上に投影されたビデオ映像を見ながら、不思議そうに天井を眺めるしぐさがリアルであった。本土の流れとは全く異なるゆっくりとした流れの中で生きる自信と誇りがにじみ出ている。
迫力ありましたね。
(写真はネーネーズ Live in ライブハウス島唄  ハイサイおきなわビル 10月に福島でもライブがあるようですね)

2017年10月2日月曜日

宿命の対決!

8月初めに、ダビンチとミケランジェロの素描展を見てきました。
甲子園の季節でしたので、宿命の対決という惹句は、星飛雄馬 対 花形満、あるいは矢吹丈 対 力石徹を連想しましたが、そういえば1980年頃の「レオナルド・ダ・ビンチの生涯」というTVドラマで若きミケランジェロに闘志を燃やすダ・ビンチが描かれていました。
ドラマでも登場した、当時の精緻なメモ書きには圧倒されます。ノートはもっともっと大きいと勝手に思い込んでいました。紙が貴重だった時代です。メモも真剣勝負だったのでしょう。

2017年9月30日土曜日

ボストン美術館展

上野の東京都美術館。
ボストン美術館展。中学校の美術教科書を1ページから順にめくっていくような、懐かしい作品が現実に目の前に現れる楽しい展覧会でした。
どの作品も非常に穏やかで優しく、一つ一つゆっくりと眺めることができました。

2017年9月29日金曜日

懐かしい先生にお会いしました

愛媛の秋季大会で坪井病院の研修医時代に一緒だった篠原先生に声をかけられました。いつもスマートにしている先生でしたが、今でもスマートでした。勉強でも常に新しい効率的方法を実践しており、たくさんのノウハウを教えてもらいました。気管支学会という学会ができるから入っておこうとか、消化器集団検診学会に入って胃透視の資格を取ろうとか、新しい情報を次々に仕入れてきました。肺癌診断会を山形で開催するという秘密情報を仕入れてきたのも彼でした。締め切りをとっくに過ぎた研究会に二人で転がり込んで参加させてもらいました。「市中病院では大学医局に遅れを取ってしまう」と、時間を見つけては二人で英語教科書を読み合いました。英語の意味がわからない部分は写真とその説明だけ読んでいきました。懐かしい思い出です。

Established as a classic for 40 years, Paul and Juhl's Essentials of Radiologic Imaging is now in its thoroughly updated Seventh Edition. This concise single-volume text and reference has been consistently praised for its practical organization by body systems and regions, clear and readable style, abundance of superb illustrations, and comprehensive approach to both common and uncommon disorders.The Seventh Edition features 12 new contributing authors and completely rewritten sections on the brain and spinal cord; the chest; and the face, mouth, and jaws. Coverage of the chest includes three new chapters on chest disease in the immunocompromised patient; inflammatory and immunologic disease of the lung; and chest trauma, the postoperative chest, and the ICU patient. The chapter on obstetric and gynecologic imaging also has been rewritten by a new contributing author. The book contains more than 1,700 illustrations--about 1,000 of them new to this edition.

2017年9月28日木曜日

呼吸器疾患研究会 11月2日開催します

第132回 呼吸器疾患研究会の案内です。
基本的なことをまたじっくりと勉強しましょう。さまざまな知識が意識の深層に堆積し、とっさの臨床的判断の際の大きなパワーになります。

第33回日本診療放射線技師学術大会 参加報告

今回,私は函館市で開催されました33回日本診療放射線技師学術大会に参加してきました. 
「頭部CTにおける方向性変調機構の検討」:口述発表.CT-AECの寝台高さ補正の検討」:示説発表.この2題を発表してきました.技師会で発表するのは前回(岐阜開催)に続き2回目になります. 
活発な意見交換ができ,CT装置の新たな発見を見つけ,今後の研究にも活かせる発表ができました. 
この技師会は初心にかえるプログラムが多数組み込まれている,とても基礎的な内容が多い会です.そのため,日頃忘れていたことなどに気づかされることが多かったです. 
技師として,新たな領域を探求し,それが臨床に反映し,患者・病院にとって良い方向に進むように日々研究をしていますが,このような会で一度初心に戻り,振り返ることで自分が見落としていたところに気づくのもいい機会であると強く感じました. 
この3日間で学んだことを業務に少しでも取り入れたいと思います.
一般財団法人大原記念財団 附属大原医療センター 画像診断センター 村松 駿

2017年9月26日火曜日

MR学会 参加しました

日本磁気共鳴医学会 宇都宮市 に当院から放射線技師1名が参加いたしました。おそらく、大原綜合病院からの参加は初めてではないかと思います。

雑誌 新医療 2017年10月号に掲載されました


雑誌 新医療 2017年10月号 特集「病院の成長視座から考えるCT選定術」に拙著が掲載されました。
タイトルは「 診療の特化・個性化をバックアップするCTの選定」です。
わかった風に書いていますが、実は、日々、試行錯誤の連続です。
ぜひ、ご意見をお寄せください。

2017年9月24日日曜日

ブックオフオンライン

向田邦子のエッセイと脚本集・福岡伸一の新書・アラーキーの写真付き著作を20冊ほど注文。たいへん便利な発注システム。作家の過去の著作を一気に読んだりするのには最高です。