2017年11月29日水曜日

CT画像を用いた肺の呼吸機能の定量化

橋本 剛幸、王 彩華、桝本 潤
CT画像を用いた肺の呼吸機能の定量化 Quantification of the Respiratory Activity of the Lung using CT Images
Fuji Film research & development = 富士フイルム研究報告 (60), 28-32, 2015
富士フイルムR&D統括本部技術戦略部


吸気時のCT画像と呼気時のCT画像から位置合わせを行い、低吸収域表示・移動量計算・膨張率計算を行う。報告されている吸気画像での膨張率表示は局所換気能のわかりやすい定量化手法と思われる。
現在の呼吸機能検査について言及している。スパイロメトリー:肺全体の機能評価の標準的手法であるが、局所診断は不可。吸気CT:低吸収域の局在診断に優れる。SPECT換気画像:ガスの肺胞内滞留を画像化。分解能が低く、検査時間が長い。

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