2018年1月13日土曜日

NHKのドキュメンタリー番組

「老いてなお 花となる~織本順吉 90歳の現役俳優~」
BS1スペシャル「仲代達矢 命と向き合う」 
田部井淳子「人生のしまいかた」
あの日 あのとき あの番組 シリーズ ニッポンのパイオニア 第2回「黒澤明」
ノーナレ選「辰吉家の常識 世間の非常識」

NHKのドキュメンタリー番組を一気見しました。どれもリアルな緊張感が伝わってきて堪能しました。もちろん作り手の意図を反映させるような計算と編集が行われているわけですが、映像には人物の表情や間合いがリアルタイムに記録されています。
TV番組は時間当たりの情報量が少ないという批評家がいますが、動画に映り込んでいる夥しい量の情報から私たちは多くの「空気感」「言葉で言い表せない追体験」を得ることができます。これらの番組を見ると、動き・表情・視線・沈黙・静寂の中にこそ、多くの情報があるように思います。
特に、前3本は感動しました。年齢的にも身につまされるものがありました。これからの私たちの生き方のお手本でもあり、介護のお手本でもあると感じました。
ノーナレは作り手が考えたストーリーを視聴者にどのように伝えられるかという「さらに作為を反映しづらい」番組です。即興JAZZ的なスリリングな画面でした。

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